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「イタリア豪華客船転覆事故」
あまりにもショックな事件でしたよね。

みなさん口を揃えて
「タイタニックみたい」
とおっしゃいますが、あれほどに有名な映画でしたが、私は見てないのでまったく知りません。
怖くて見れなかったです。

今回は、ほとんどの方が助かりましたが、11名の方が亡くなり、20名以上の方が行方不明だそうです。
約4200人の方が乗船されていたそうですが、すごくパニックになったことと思います。

やはり一番気になるのが、船長や乗組員が乗客を残して避難されたこと。
船に詳しい方がおられないところでの脱出は大変だったと思います。
救命胴衣の着用なども料理人やウェイターの指示だったそうです。
命の危険にさらされると、人間どんな行動に出るかわかりませんが、トップの人間にはやはり「責任」を常に感じてほしいものです。

そこで、すごく印象的なのが、沿岸警備隊の隊長とのやりとりで、船長に告げた言葉。
「自分の命は助かったかもわからないが、その代償は大きいぞ」
グレゴリオ・デファルコ隊長（46）だそうです。
写真みつけました。
なかなかの男前です。
イタリアの英雄です。
やりとりが、すごく心に残りました。


我が家の近くで５年くらい前に火災がおきました。
出火元のご主人は、一旦外に出られたのですが、再び炎の中に入って行き亡くなられました。
もちろん、そんな形では周りの方への補償はできないのですが、きっと代償の事を考えていたたまれなくなられたのでしょう。


史上最悪の海上事故。
その損害は300億円以上とも言われています。
事故にあった「コスタ・コンコルディア号」は保険にも加入しており、保険会社の株も16％下落したそうです。
もちろん、せっかく人気がでてきた豪華客船の旅の人気も下がるでしょうし、確かに大きな代償ですね。