震災があってから、最近いろいろわかったことがあります。

一番大きなこととしては原子力発電。
震災前までは原子力発電なんて何もわからなかったし、関東への電器供給が福島県にある原発からきているなんて、関西から出たことのない私にはわからなかった。
でもよく考えてみると、福井県に関西電力の原子力発電所があるのと同じ！？

そもそも資源の少ない日本では原子力発電も含めて、発電所の役割はすごく大きかったのです。
そんなことすら、あまりわかってませんでした。
チェルノブイリも同じく、資源の少ない国です。

ちょうど25年前の1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故。
まだ、私も子供だったので、よくわかってませんでした。
チェルノブイリでは人為的ミスにより爆発事故を起こしたとはいえ、同じ原発事故。
今のチェルノブイリが25年後の福島原発になるのかと思うと、すごく恐ろしいです。

先日、テレビでチェルノブイリの現状を放送してました。
今回の大震災がなければとりあげられなかったとはおもいますが、25年後の今も放射線がもれているとはビックリです。
近くの住民は住むこともできないそうです。

原発事故後、コンクリートの「石棺」で遮蔽されてはいたもの老朽化しているとのこと。
可動式のシェルターの建設が昨年より始まったそうです。

最終的には約1500億円くらいの費用が予想されています。
（日本も50億円ほど拠出）
チェルノブイリの人は、
「日本人なら25年もかかってない」
とインタビューで答えてはいたが、先のことはまだまだわからない。

専門家の中にはチェルノブイリよりも深刻だと言うひともいる。
いい方向に向かうよう、祈るしかないが、国民全体できちんと理解しなければいけないなぁと痛感しました。