2011/12/24
担任の先生

我が家の高校球児。
両立どころかどちらも出来が悪く、学校から三者面談の要請がきました。

日ごろ、仕事で学校に行けないので、先生とお話できるのはすごくありがたいのでこちらにとってはすごくいいことなのですが・・・

休みなのに朝の9時からしてくださいました。
高校球児は練習をぬけてちゃんと5分前に来ました(当たり前ですが、当たり前のことができない我が家の息子たちなのです・・・)

今回の30分あまりの面談で3度ばかし感動のあまり涙がでそうになりました。
(成績の悪さでも涙が出るのですが)
担任の先生って生徒1人1人をよく見てくださってよく子供たちのことをわかってもらえてるのですが、
長男の担任は私でもわからないところまで理解してくださっていました。
まずそこにすごく感動しました。

あとは、学校の方針の説明。
わかりやすく、丁寧に教えてくださいました。
「ウチの学校は、もちろん成績も大切なのですが、一番力を入れているのは社会に出て通用する大人になるために必要なことをわかってもらうことに力を入れています」
提出物など決め事を守れない長男に対して日々厳しく指導してくださっているようです。
高校生にもなるとできない子はほっておかれるのも多いんですがね。
とにかく感謝です。


担任の先生が例を出して長男に説明してくれました。
「前田が、バットをスポーツ店に注文したとする。でも、雪で入荷が遅れてしまったのが何の連絡もなかったとする。そうするとどうや?そのスポーツ店で買わなくなるやろ?」
長男「はい」
「やることをきちんとしていないと信用なくすからや。、そういうことや」
わかりやすいけど、例えが「信用をなくすスポーツ店」って・・・
先生、ご存知だったんでしょうか、私がスポーツ店勤務なこと・・・
私にもしっかりと勉強になりました

この先生(学校)すごい、と感じたことは
「テストの点は習熟度をみる大事なものですが、それだけを成績にしていないのは、授業を理解できていないのは教えている私たち教師の責任でもあるので、それだけでは評価をしておりません。」

理解力のない生徒の理由だとは思うのですが、そういう風におっしゃるなんて思ったこともなかったので、なんかすごく驚くと同時に感動しました。
本当にこの学校を選んでよかったと思った面談でした。
いい先生に恵まれ幸せな長男です。

あ・・・
そんな優雅なこと言ってられない。
点数も提出物もおろそかな長男。
野球ばっかり頑張らずに勉強もがんばってくれぇ
 


カテゴリ:スタッフ日記
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